北海道知事に当選した鈴木直道氏も入塾かーー。北海道の若手経済人たちに世界に羽ばたく視点と行動を促す北海道経営未来塾(塾長・長内順一元ニトリ特別顧問)の4期生の募集が始まっている。4期の講師には、小泉純一郎元総理も含まれている。知事の仕事は見方を変えれば自治体の経営にも通じる。鈴木氏の入塾はあるのかないのか。(写真は、38歳1ヵ月で北海道知事に就任することになった鈴木直道氏)
(写真は、第3期北海道経営未来塾の修了式。2019年3月20日札幌パークホテルテラスルームにて)

 北海道経営未来塾は、2016年度から始まった経済界と行政がコラボレーションした経営者育成塾。元ニトリの特別顧問だった長内氏が音頭を取り、北海道商工会議所連合会や札幌商工会議所、北洋銀行、北海道銀行、長内氏が社長を務める未来経営研究所が実行委員会を組織して主催、札幌市が後援している。

 狙いは、北海道の企業をニトリホールディングスやアインホールディングスのように日本有数の企業に導くための視点と気付きを提供するもの。日本を動かし、世界を動かすトップ経営者が札幌を訪れて塾生たちに直接講義、一過性ではない能動的な人的交流に結び付ける場としている。
「目的は小規模企業から大規模企業への成長法則を学ぶことで、第2のニトリを創ることにあり企業のインキュベーター(孵化器)でない」(長内塾長)。

 4期は、19年5月から20年3月までで、講師には小泉元総理のほか、アークスの横山清社長、ANAホールディングスの伊東信一郎会長、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋前社長、TOTOの張本邦雄会長、吉野家ホールディングスの安部修仁会長などが予定されている。また、東京での若手経営者との交流会、首相官邸訪問、企業訪問なども従来通り実施する。

 募集基準は、45歳以下で従業員20人以上の企業の経営的役割を担っている人、または近い将来に事業承継をする人など。業種は問わないが、企業拡大を目的にできる業種で士業や医療などの業種は、今回は募集しない。募集人数は30人程度。札商会員組織部会員組織課に用意している塾生選考申込書、選考小論文用紙に記入して申し込む。受講料は30万円(税込)。締め切りは4月19日(必着)。実行委員会の「塾生選考会」で決定する。

 塾は政治とは一線を画しているが、3期生だった入澤拓也氏(エコモット社長)らが中心になって個人の立場で若手経営者の間でいち早く鈴木氏支援を打ち出した経緯がある。北海道知事に当選した鈴木氏は38歳で、塾生たちと同年代。小泉元総理が4期の講師に招かれることもあって鈴木氏が塾生になる可能性は高いようだ。


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