札幌電気工事業協同組合(札電協)青年部は12日、組合員の親子を対象にした「親子でんきフェスティバル」を開催した。会場となった札幌市中央区の電気会館には小中学生と親など約120人が集まり、親子電気工作や高所作業車の乗車体験などを楽しんだ。(写真は、札電協有志たちによる電工パフォーマンスのひとコマ)
札電協青年部は、毎年この時期に地域貢献活動として児童養護施設のライトアップなどを実施、昨年は札幌市時計台をライトアップして札幌観光の魅力発信に努めた。今年は、趣向を変えて札電協組合員の子どもたちを対象にした体験型のフェスティバルを開催。親が従事している電気工事業の仕事を知ってもらうことや電気に興味を持ってもらい、将来的に電気工事業への進路選択に繋げることも目的。
北海道科学大学や北海道電力、札幌市などの協力を得て親子電気工作、エネルギースクールのほか縁日コーナーも設けられた。そのうち札電協青年部による電工パフォーマンスでは、青年部有志がコメディタッチな寸劇で電気の大切さを紹介。マチに電気を取り戻すため簡易配電盤の作業を実際に行うなどして、電気と電気工事業の大切さを訴えた。パフォーマンスを観覧した親子約30人は、時折り笑い声を上げるなどして青年部有志たちに盛んに拍手を送っていた。
※2019年1月17日記事一部修正しました。