国際興業（本社・東京都中央区）グループの北海道いすゞ自動車（本社・札幌市中央区）は、２０１９年４月から札幌市白石区本通北５６２番10ほかの土地約１・64ｈａを使って事務所・自動車整備工場・自動車車庫の建設を始める。
（写真は、北海道いすゞ自動車が事務所等の建設を開始する敷地）
この土地は、北海道いすゞ自動車が２０１７年１月16日付で札幌市から取得したものが中心。市の旧白石清掃事務所跡で、最低売却価格６億９３００万円のところ、同社が12億５０００万円で落札した。
大谷地流通業務地区内に立地しており、トラックターミナルや倉庫、道路貨物運送業の事務所、自動車修理、整備工場など流通業務施設等の建築条件が付いている。土地取得後、４年以内に施設を建設して事業を開始することが売却条件になっており、同社は事務所、自動車整備工場、車庫の機能を持つ施設建設に着手することにした。
近くには同社札幌東支店（白石区南郷通20丁目南４ー12）が南郷通沿いにあるが、１９８２年に開設したため施設狭隘化、老朽化が進んでおり同支店の移転の可能性が高い。
