北海道から発信するクラウドファンディングサービスを展開しているアクトナウ(札幌市中央区)。同社が現在募集しているプロジェクトに、フィギュアスケートの白岩優奈選手の活動費募集が入っていることで全国から注目されている。(写真は、アクトナウの事務所がある札幌証券取引所ビル)

 白岩選手は京都の高校に通う16歳。日本スケート連盟のフィギュアスケート強化選手だが、海外合宿など活動費が足りないためアクトナウのクラウドファンディングを利用して応援を呼び掛けている。

 同社のプロジェクトサイトには、白岩選手がスケートを始めたきっかけのほか、スケート選手として経験してきた経過などが綴られている。トレーニング費用や遠征費用として年間600万円が必要と訴え、『個人では限界があり、フィギュアスケートを思うように続けられない状況です。私も皆さんに感動してもらえるフィギュアスケートを頑張りますのでぜひご支援お願いします』と結んでいる。
 
 ワンシーズンで必要な600万円のうち400万円をクラウドファンディングで募集しており、その内訳も細かく提示している。支援金は1000円から受け付け、リターンは1000円がお礼メール、3000円がお礼メールとサイン入りポストカード、5000円が3000円コースのお礼にプラスして手持ちバナー用タオルなどで、上限5万円。

 募集は11月15日に始まり、2019年1月15日で終了するが、11月17日午前11時半の段階で支援者数は1731人、1000万1000円が集まり募集金額を大きく超えている。

 白岩選手がアクトナウを選んだのは、日本スケート連盟所属のアイスダンス部門強化選手である小松原美里、ティム・コレト選手がアクトナウのプロジェクトを利用して活動費募集を行った経緯があるため。北海道から発信するアクトナウのクラウドファンディングが、スケート選手たちへの支援窓口になりそうな勢いだ。

 なお、アクトナウは、「初音ミク」を生んだクリプトン・フューチャー・メディアなどが出資して14年10月に設立された。


19人の方が「この記事が参考になった」と言っています。