札幌市や札幌商工会議所、北洋銀行、北海道銀行、未来経営研究所でつくる北海道経営未来塾実行委員会は、2018年度の「北海道経営未来塾」の事業スケジュールを固めた。同塾は、北海道から世界に羽ばたく企業経営者を育成するために16年度から始まったもので今回は3期目。IMG_2230(写真は、3月27日に行われた北海道経営未来塾の修了式)

 北海道経営未来塾は、元ニトリ特別顧問の長内順一氏(71、未来経営研究所社長)が、提唱した道内若手経営者の勉強会。ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長やアインホールディングスの大谷喜一社長、大和ハウス工業の樋口武男会長、キヤノンの御手洗富士夫CEOなど国内トップ企業の経営者たちとの交流を通じて経営の肝を学んでもらうのが狙い。

 1期、2期は道内から塾生を公募してきたが、3期目の今年度は1期生、2期生の中で継続して受講を希望する塾生を募り1期生4人、2期生31人の計35人でスタートすることになった。塾頭は1期生の水戸康智・萌福祉サービス社長が務める。

 5月25日に札幌パークホテルで「入塾式」を行い、6月12日丸谷智保・セコマ社長、7月20日大創産業・矢野博丈会長、8月7日JTB・田川博己会長、9月12日モスフードサービス・櫻田厚会長、10月4日(※26日から変更)AOKIホールディングス・青木擴憲会長がそれぞれ講演を行う。大型連休中に中東を訪問する安倍晋三首相に随行する経済交流団の一員として塾生2人が参加するほか、欧米のビジネス視察、東京の会社訪問・工場見学、東京の若手経営者との交流会などを行う「修学旅行」も11月に実施する。
 これら事業項目のうち、経営者を招いた講演会はこれまで通り一般の参加者も聴講できるよう公開する(有料)。

 1期生は20人、2期生は40人が受講したが、講師の講演後には質問を義務付けているほか入塾、修了時にはスピーチも必須になっており、「これだけ自分と真剣に向き合わなければならない場は初めて」(2期生で3期も受講するグラフィックホールディングス・山本壮一代表取締役)という声も出るほど。

 塾長の長内氏は、「本塾の方針は1年完結ではなく継続的な学びの場とすること。3期目は1期・2期生が体得したものを活かして自立した経営者になるための一歩を踏み出すステージにする。そのために世界を見てもらう」と話している。


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