火事の後藤会館(札幌・南1西7)跡がタイムズ駐車場に

経済総合

 今年9月末に火事で内部を全焼した札幌市中央区南1条西7丁目の後藤会館跡が、時間貸し駐車場になる。現在整備中で、12月に入ってから営業を始める見通し。IMG_8526(火事翌日の後藤会館=写真)
20171122_121032(写真は、時間貸し駐車場になる旧後藤会館跡地)

 後藤会館は、昭和の面影が残る木造2階建ての雑居ビルだったが、9月30日午後に電気系統のトラブルから出火して内部を全焼。建物は骨組みだけを残した格好だったため、建物を所有していた後藤観光は10月初めから解体工事に入り、11月には更地の状態になっていた。

 跡地利用が市民から注目されていたが、「タイムズ南1西7第2」として時間貸し駐車場になる。タイムズ駐車場は、パーク24(本社・東京都千代田区)の子会社、タイムズ24(同・同)が運営している。後藤会館の建っていた南一条通(通称・電車通り)には、時間貸し駐車場が少なく平均相場は30分300~400円。地の利の良い地時間貸し駐車場は高収益が見込め、跡地利用を長期的に検討する企業などが、その間の遊休利用として積極的に転用している。

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