札幌「すすきの」の玄関口にあったファストフード店「ロッテリア札幌すすきの店」が6月25日に閉店してから4日目。「ロッテリア」の看板は消え、かつての面影はもうない。市民が注目しているのは、「次の店は何か?」ということ。馴染みのある場所だけに大いに関心を呼んでいる。(写真は、ロッテリアの面影がなくなった店舗跡)
「ロッテリア札幌すすきの店」(南4西3)は、地下鉄南北線すすきの駅から地上に出てスグの第2グリーンビル1階。薄野交番の隣で33年間営業を続けてきた。
駅前通と国道36号線が交わる薄野交差点の四つ角で気軽に立ち寄れる店が並んでいるのは、ロッテリアのあった南東の角。北東と北西の角は大型店が並び、南西の角は商業施設ラフィラのビル。南東の角は小さな店が並びすすきののショーウインドーのような役割を果たしている。南東角の店は、東から松屋フーズ(本社・東京都武蔵野市)の「とんかつ松のやすすきの店」(2016年2月吉野屋撤退後に出店)、牛めしの「松屋すすきの店」、1月にサンクスから転換した「ファミリーマート札幌南4条西3丁目店」、薄野交番、旧ロッテリア店舗、そしてサツドラすすきの店と続いている。
吉野家撤退後に松のやが入るなど、新旧の店舗が入れ替わる潮目のスポットとも言える。ロッテリア店舗跡の後継テナントは既に決まっているという。果たしてどんな店がデビューするのだろうか。新しいすすきのの顔が待ち遠しい。