札幌市白石区の環状通沿いにある「ディノス札幌白石」の1階ゲームコーナー「ディノスパーク札幌白石店」が5月31日で閉店した。また、同じ1階のDVDレンタルの「ゲオ札幌ディノス店」も7月2日で閉店することになっており、「ディノス札幌白石」が大きく変わる見通し。(写真は、ディノス札幌白石)
「ディノス札幌白石」は、旧須貝興行の流れを汲むSDエンターテイメント(本社・札幌市中央区)が運営しているアミューズメントビル。1993年に「スガイディノス札幌白石」としてオープンした。1階はゲームの「ディノスパーク」とDVDレンタル「ゲオ」、2階は居酒屋の「魚民」とカラオケの「まねきねこ」、3階はボウリングの「ディノスボウル札幌白石」(40レーン)がそれぞれ営業していた。
今回、5月31日で「ディノスパーク」、7月2日に「ゲオ」が撤退、代わって今秋にSDエンターテイメントのフィットネス事業の店舗が北海道で初めて登場する。
SDエンターテイメントは、2005年9月からゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の傘下企業だったが、12年1月に札幌証券取引所アンビシャス市場に上場している健康コーポレーション(同・東京都新宿区、現RIZAPグループ)の傘下企業になっている。
同グループの事業会社であるRIZAPはパーソナルトレーニングジムで急成長して知名度もある。今後、SDエンターテイメントのフィットネス事業との連携も考えられそうだ。なお、RIZAPは北海道で「札幌スガイディノス店」(中央区南3西1)の1店舗を展開している。