菓子製造販売のもりもと(本社・千歳市)は、JA十勝清水町(串田雅樹・代表理事組合長)が独自に開発したブランド牛「十勝若牛」を使った「『十勝若牛』の贅沢カレーパン」を本日、24日から販売する。もりもとの森本吉徳・製造本部本部長
「十勝若牛」贅沢カレーパン(写真は、「十勝若牛」の贅沢カレーパンともりもとの森本吉徳・製造本部長)

「十勝若牛」は、昨年8月の台風10号で甚大な被害を受けた清水町が、町内のみで生産されるこの牛肉を通じて町全体を元気にし、一刻も早く酪農の町、清水を復活させ、町全体に活力を取り戻そうと普及に力を入れているブランド牛。脂肪量が少ない赤身肉で、やわらかくジューシーで、旨みが強いのが特長。

 今回のカレーパンの販売は、「十勝若牛」の普及拡大に向け、道内企業とのコラボレーション商品企画に取り組もうと、JA十勝清水町が、北海道各地の特産品を積極的に活用した商品を開発・販売するもりもとに打診して実現した。

 カレーパンは150種類以上ある同社のパンの中でも、1番の売れ行きの商品。リニューアルしたカレーパンはクセがなく、旨みのある「十勝若牛」の特長を活かすため、挽肉をふんだんに使用。挽肉にしっかりと火を通すことで旨みを凝縮させて、香ばしくしている。また玉ねぎの旨みを引き出すため塩分はできるだけ控えたうえでカレー粉やスパイスを数種類ブレンドして炒め、贅沢感を演出している。

「十勝若牛」普及の記者発表会で同社の森本吉徳・取締役製造本部長は、「ぜひ、もりもとの1番商品でチャレンジしたいと思い、開発した。このカレーパンに次ぐ第2弾、第3弾の十勝若牛利用のヒット商品を出すことによりブランド普及に一役買いたい」と語った。

 なお、プレミアムフライデー企画として、本日24日から26日までの3日間は通常160円(税込)のところ100円(同)で、もりもとの27店舗中、パンを取り扱う15店舗で販売する(1人2個まで)。



5人の方がこの記事に「いいんでない!」と言っています。