災害時の物資供給に関して自治体と企業の間で協定を締結するケースが増えている。サッポロドラッグストアー(本社・札幌市北区)は北広島市と、セコマ(本社・札幌市中央区)は白老町とそれぞれ協定を結んだ。20161025_【写真】北広島市防災協定締結 010
20161026白老町協定締結3(写真上は、サッポロドラッグストアー富山浩樹社長=左と上野正三市長。写真下はセコマ丸谷智保社長=右と戸田安彦町長)

 サッポロドラッグストアーは25日に北広島市と災害時における物資の供給に関する協定を結んだ。北広島市内に大規模な災害が発生、または発生する恐れがある場合に被災者の多様なニーズに応え、生活物資等を供給(有償)する。物資は医薬品、食料品、飲料水、日用品など。その他、北広島市が指定する物資のうちサッポロドラッグストアーが供給可能な物資。同社が自治体と同様の協定を締結するのは7件目。
 
 セコマは26日に白老町と災害時の応急物資供給の協力について協定を結んだ。大規模な災害が発生したときに被災者への円滑な救援活動を行うため、応急物資の供給を行う。同町内にはセイコーマートが4店舗ある。
 丸谷智保社長は、「平時のみならず災害時も我々の物流網を活用して物資を供給することで白老町民のお役に立ちたい」とコメントした。


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