東宝(東京都千代田区)が建設を進めてきた札幌の『すすきの』にある札幌東宝公楽ビル(南5西3)が完成、核テナントとなるラウンドワン(本社・大阪府堺市)の「札幌すすきの店」が4日13時にオープンする。すすきのの新しいスポットとして賑いが期待されている。(写真は、札幌東宝公楽ビル)
東宝は、昨年1月末に旧東宝公楽会館を閉館・解体して新しく「札幌東宝公楽ビル」の建設を進めてきたが、このほど完成。ビルの敷地面積は1258㎡で建築面積1112㎡、地下1階・地上9階建てで延床面積は1万922㎡。設計・監理は三菱地所設計、施工は五洋建設。
既に1階のローソンや焼き肉『鉄の扉』、クロワッサンたい焼き、地下1階のヤマイチ根室食堂、三百円(いずれも居酒屋)は11月28日にオープンしているが、4日13時に核テナントとなるラウンドワン札幌すすきの店がオープンする。
1~9階までを使い、ボウリング場、カラオケ、ゲームセンター、卓球場などを備えている。1日遊べるレジャー施設で、ボウリングは大型プロジェクターによって様々な角度からの映像をスクリーンに投影できる。ゲームセンターは地域で最大規模としており、UFOキャッチャーの台数が充実、ぬいぐるみや菓子、フィギュアの種類が豊富に揃っている。
東宝は、幅広い年齢層のお客が集まるすすきのの新たなランドマークを目指す考え。