北海道の秋の味覚が大集合する札幌・大通公園の「さっぽろオータムフェスト2013」が13日開幕した。これまでの大通4~8丁目に加えて今年は北海道新幹線函館開業まで2年を切ったことから機運を盛り上げようとJR札幌駅南口にも特別会場を設け、東北名物も提供。実行委員会名誉会長の上田文雄市長は5丁目会場で『ブラボー札幌』のメロディに美声を乗せ、「乾杯」で開会を宣言していた。(写真左は開会宣言する上田文雄札幌市長、写真右は挨拶する実行委員会会長の星野尚夫氏)
オータムフェストは、2008年から始まった道内各地の特産品を集めた味覚の祭典。スタートした年は72万人の来場客だったが、年々規模が拡大、昨年は155万8000人と5年で来場客が2倍に増えた。
会場には、各地のご当地グルメやラーメン、スープカレー、ワインや道産酒など100を超える市町村の特産品が勢ぞろいしている。
13日に大通5丁目ステージで行われた開会式では、実行委員会会長の星野尚夫氏(札幌観光協会会長、札幌振興公社社長)が「観光産業にとって食は重要なコンテンツ。円山動物園やススキノ、創成川イースト、藻岩山など観光スポットとも連携した取り組みを行っており道民、市民、観光客の皆さんに秋の北海道を満喫してもらいたい」と挨拶した。
開会宣言をしたのは実行委名誉会長の上田市長。ビールが注がれたグラスを片手に『ブラボー札幌』を声高く歌い上げ、乾杯で開会を宣言した。
大通会場は29日、札幌駅南口広場は23日まで行われる。
詳細はwww.sapporo-autumnfest.jp/