札幌・中島公園周辺大変化の号砲、「コートヤード・バイ・マリオット」が姿現す

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 札幌・中島公園そばの旧キャバレー「ミカド」跡地を利用して、積水ハウス(本社・大阪市北区)とマリオット・インターナショナル(同・米国メリーランド州)が建設を進めてきた「コートヤード・バイ・マリオット札幌」(札幌市中央区南10条西1丁目1-57)が姿を見せてきた。白っぽい外観に、規則正しい窓の配置が印象的。2024年夏に開業する。(写真は、札幌・中島公園そばに姿を現してきた「コートヤード・バイ・マリオット札幌」)

 立地場所は、中島公園に隣接した札幌パークホテルの東側で、旧キャバレー「ミカド」跡地。ミカド閉店後は「キリンビール園中島公園店」として利用されていた。姿を見せてきた「コートヤード・バイ・マリオット札幌」の隣では、フランスアクサグループの日本法人、アクサ生命保険(本社・東京都港区)が、ホテルとオフィスの複合ビルを建設中。

「コートヤード・バイ・マリオット札幌」は、敷地面積約1024坪(3380・36㎡)、鉄骨造、地上13階、延べ床面積は約4536坪(1万4971・04㎡)。このブランドとして国内7軒目でゲストルーム、ファミリールーム、スイートルーム全321室があり、全室に上質な寝具を備えている。フレキシブル・ワークスペースや無料の高速Wi-Fiを完備し、宿泊者に必要な空間や快適さを提供する。

 ホテル1階にはカフェバー、2階にはダイニングを用意する。セミオープンキッチン、ライブクッキング、ベーカリー・ステーションを特長とするオールダイニングとなっている。また、フィットネスセンター、宿泊者専用の大浴場も設置する。「コートヤード・バイ・マリオット」は、出張を自身の充実感や仕事の成長の原動力と考える、野心的で意欲的なビジネスマンなどの宿泊者に最適なホテルブランド。宿泊者が、旅行中に自身の情熱にプラスして、仕事への情熱も追求できる機会を提供する。世界60ヵ以上の国と地域に、1265軒以上を展開している。

 中島公園周辺では、旧ヤマハ札幌センター跡地を利用した、アクサ生命の複合ビルが2025年6月に竣工予定のほか、札幌パークホテルの建て替えも控えている。今夏の「コートヤード・バイ・マリオット札幌」開業は、同公園周辺が大変化するうねりの第1歩となる。

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