令和元年冬、倶知安ニセコ地区に「パークハイアット」、2年冬「リッツカールトン」相次ぎオープン

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 倶知安ニセコ地区に令和元年の冬、世界的ホテルが相次いでオープンする。虻田郡倶知安町岩尾別の「パーク・ハイアット・ニセコHANAZONO」と虻田郡ニセコ町字東山の「ザ・リッツカールトンリザーブ」。そのうち「パーク・ハイアット・ニセコHANAZONO」は10月に開催される「G20観光相会合」の会場にもなり、ニセコ地区は世界的リゾートに向け大きく前進する。
(写真上は、倶知安町岩尾別で建設が進んでいる「パーク・ハイアット・ニセコHANAZONO」)

 ニセコアンヌプリの東側の麓にあたるスキー場のニセコHANAZONOリゾートに建設されているのが、「パーク・ハイアット・ニセコHANAZONO」。スキー場のゲレンデに沿うように4つの巨大な建物群が姿を現している。ホテルとレジデンスからなり、ホテルは北海道初の5ツ星ホテルでレジデンスは国内で初めてのパーク・ハイアットブランド。

 建物の建設を進めているのは、香港の不動産会社パシフィック・センチュリー・プレミアム・ディベロップメンツ(PCPD)。同社は、花園スキー場とゴルフ場を運営していたオーストラリア資本の日本ハーモニーリゾートを2007年に買収、「ニセコHANAZONOリゾート」として運営を引き継いでいる。

 ニセコ町字東山では、米国マリオット・インターナショナルが世界で展開する高級ホテル「ザ・リッツカールトン」のリゾート向け高級業態「リザーブ」の建設が進んでいる。2020年末末竣工を目指して工事は急ピッチで進んでいく。

 マレーシアの複合企業YTL傘下のYTLホテルズが保有するスキーリゾート、ニセコビレッジの敷地内に建設中で建築主は現地法人のニセコビレッジ。約50室の富裕層向け宿泊施設となる見込み。ニセコビレッジでは、ホテル以外にも大規模な開発を行う計画で、リッツ・カールトンブランドのコンドミニアムや一戸建て住宅、店舗や診療所の建設も計画されている。
 令和元年の冬、倶知安ニセコ地区はG20観光相会合開催のタイミングでグローバルな高級ホテルチェーンがオープン、翌年にもオープンが予定され世界的リゾートに向け地歩を固めることになる。
※記事一部訂正しています。

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