札幌市中央区南1条西6丁目6ー1ほかの電車通り沿いで地場不動産デベロッパーのアルファコート(本社・札幌市中央区)がホテル建設を計画している。(写真は、アルファコートが計画しているホテル建設予定地)
建設場所は、旧第2三谷ビルの跡地。同ビルは、1963年に竣工した地下1階、地上7階建てのオフィスビル。築55年で老朽化が激しいため今年5月末ですべてのテナントが撤退。8月下旬から解体工事が進み、11月中旬にはほぼ更地の状態になった。土地建物の所有者は、当初は名前のように三谷家の親族系企業から2007年にアルファコートが取得している。
アルファコートが建設するのは、仮称「南1西6ホテル」。敷地面積約189坪(626・37㎡)のうち約126坪(416・82㎡)を利用して地下1階、地上10階建て、鉄筋コンクリート造のホテル1棟を建設する。延べ床面積は約1195坪(3946・10㎡)、建物の高さは32・40m。着工は、2019年3月中旬を予定している。設計、監理はアーバンアート(札幌市中央区)、施工は未定。竣工後にホテル運営会社に1棟貸し、20年春開業を目指す。
アルファコートは千歳市にホテル2棟を所有、いずれも運営会社に1棟貸し。札幌市内では、南2条西7丁目で19年10月中旬完成を目指してホテル建設を進めている。施工は、日本建設(本社・東京都文京区)が担当している。