暮らすように滞在できる「東急ステイ札幌大通」21日開業、北海道2棟目

観光

 中和石油(本社・札幌市中央区)が建物オーナーになった「東急ステイ札幌大通」(南1西5)が、21日に開業する。北海道では4月24日にオープンした「東急ステイ札幌」に続き2店舗目、全国では22店舗目になる。(写真は、北海道2店舗目となる「東急ステイ札幌大通」の外観)

 東急ステイは、「住まいにホテルの機能をプラス」がコンセプト。一店舗ごとに個性を持たせており、自分らしく暮らすように滞在できるのが特長。「札幌大通」は、主として観光客をターゲットにしており、北海道の大自然のエッセンスを散りばめた世界観を内装デザインで表現している。

(写真は、1階フロント)
(写真は、55室ある『レジデンシャルダブル』タイプの部屋)

 鉄骨造、13階建てで、室内にシンクとIH調理器を備えた『レジデンシャルダブル』が55室、ミニキッチンを備え、トイレと浴室が独立タイプの『レジデンシャルツイン』が50室、コンパクトだがテーブルセットを備えて機能性と居心地の良さを実現した『コンフォートダブル』が33室など合計176室。洗濯乾燥機と電子レンジは、全室にある。
 4人まで利用可能な『ステイプレミア』タイプは3室あり、東側の広い窓からはテレビ塔が望める。このタイプには、コーヒーのドリップポットや衣服の脱臭機能があるハンガーも設置している。

(写真は、『ステイプレミア』タイプの部屋)
(写真は、備え付けの脱臭機能のあるハンガー)

 2階のレストラン『OYOBAーRE』(およばれ)は、千歳アウトレットモール・レラのフードコート『HOKKAIDOソラキッチン』など3店舗を展開している一般社団法人コネクト・北海道(札幌市中央区)が運営。北海道産食材を使用したメニューを揃え、『あいすの家』(夕張郡長沼町)のジェラートなども提供する。全69席。

(写真は、2階レストラン『OYOBAーRE』)

 同ホテルは、建築主が中和石油で、コンサルはサンケイビル(本社・東京都千代田区)、設計施工は西松建設(同・同都港区)、インテリアデザインは東急Re・デザイン(同・同都世田谷区)が担当した。運営は東急ステイサービス(同・同都渋谷区)が行う。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER