三井不動産(本社・東京都中央区)は、2020年春開業を目指して札幌市中央区北5条西6丁目に札幌市内2棟目となる「三井ガーデンホテル」の建設を開始した。既存の「三井ガーデンホテル札幌」に隣接して建設するもので国内外の宿泊需要を見込む。20180521_140012(写真は、既存の三井ガーデンホテル札幌の西隣で着工した新ホテルの建設現場)

 建設予定地は、2011年までロジネットジャパンの(本社・札幌市中央区)の事業子会社、札幌通運(同・同)の本社があった場所で、現在は三井不動産レジデンシャル(本社・東京都中央区)の所有地。元々は、マンションを建設する予定だったが、同社が販売した横浜市のマンションでの傾き事件による風評被害で中断。その後の土地利用が注目されていたが、今回、三井不動産がホテルを建設し、竣工後に三井不動産ホテルマネジメントが三井ガーデンホテルとして運営することになった。

 敷地面積318・45坪(1052・76㎡)を使って鉄骨造、地上13階建てのホテルを建設。客室数は170室を予定、延床面積は2192・35坪(7247・44㎡)。
 設計は、三井不動産北海道支店(札幌市中央区)、監理は久米設計(本社・東京都江東区)の札幌支社(札幌市中央区)、施工は三井住友建設(本社・東京都中央区)の北海道支店(札幌市中央区)が行う。


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