有珠山が見える伊達のローカルスーパー「ウロコ」全3店舗閉店

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 有珠山の麓、伊達市と虻田郡洞爺湖町で食品スーパー「リーズナルショップ ウロコ」を3店舗展開するウロコ(本社・伊達市)は、2026年2月28日(土)で全3店舗を閉店する。いずれも半世紀以上、営業を続けてきたが、地場資本のローカルスーパーが幕を閉じる。(写真は、有珠山が背後に見える「ウロコ末永店」)

 閉店するのは、伊達市内の「舟岡店」(舟岡町155番地)、「末永店」(末永町49番地)、洞爺湖町の「虻田店」(高砂町19番地)。「舟岡店」は焼肉店や回転寿司店と集積しており、「末永店」は「ツルハドラッグ伊達末永店」と隣接、「虻田店」は国道37号沿いの単独店舗。ウロコは、最盛期に6店舗を展開していたが、直近は4店舗で、2026年1月17日に伊達市内の「山下店」(山下町159番地)を先行して閉店している。

(写真は、「ウロコ舟岡店」)

 半世紀以上にわたって営業を続けてきたが、急激な物価高と人件費上昇で採算が悪化、設備機器の老朽化に伴う更新投資も難しく、店舗存続の条件が整わないため閉店を決めた。伊達市内には、「スーパーアークス伊達店」「コープさっぽろだて店」「イオン伊達店」の大手3強スーパーの店舗があり、インフレ下での価格競争が一段と激しくなっている中、ローカルスーパーの小回りの良さでも対抗できなくなっていた。ウロコは、スーパー事業から撤退するが、不動産賃貸業、情報通信業は継続する。
(写真は、「ウロコ虻田店」)

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