北方ジャーナル2026年3月号本日発売!本誌独占スクープ「現職警察官が売春 道警は取材拒否」

マスコミ

 北方ジャーナル2026年3月号が、きょうから店頭に並んだ。今月のトップ記事は、本誌独占スクープ「現職警察官が売春 道警は取材拒否」。売春、窃盗、不正アクセス…。昨年10月以降に職員の処分があった地元警察の不祥事で、深刻な法令違反があった懲戒事案がことごとく公表を見送られていた疑いがある。道民の眼から隠されたそれらの事実は、条例に基づいた情報公開請求を経ない限り、確認できなかった可能性が高い。一時は地元紙も独自の開示請求で未発表事案を伝えるようになった警察不祥事だが、今回あきらかになった各件については今のところいずれも報道された形跡が見当たらない──。(画像は北方ジャーナル3月号の表紙)

 2026年1月21日午後、札幌地方裁判所で開かれた判決公判で、札幌市在住の被告男性に詐欺の罪で懲役2年10カ月の実刑が言い渡され、ほどなく有罪が確定した。この男性は架空の不動産投資を持ちかけ、高齢者から現金1千万円を騙し取ったとして昨年9月30日、詐欺容疑で札幌豊平署に逮捕され、同年12月21日にも別件の詐欺容疑で同署に再逮捕されていた。実は、この詐欺事件は、「通信大手元幹部の不動産投資詐欺疑惑を追う」として2024年10月号の本誌で詳報していたものだった。通信大手とは、NTT東日本・北海道で、元同僚によれば、被告は同社小樽営業所支店長だったこともあったという。巨額詐欺事件はいかにして起きたのか、そしてその手口とは。

 本誌が、一昨年から調査報道を続けている「旭川いじめ凍死事件」が大きな節目を迎えようとしている。廣瀬爽彩さんの遺族側が旭川市に損害賠償を求めていた裁判で、市側がいじめの責任を認めて和解に大きく動き出しているからだ。だが、この事件を単に「加害と被害」の構図に捉えるには、あまりに疑問が多い。今回の再録特集では、中でも最も反響が大きかった、いじめ撲滅.comの普津澤峻氏、そして廣瀬さんが通っていた中学校の元校長・金子圭一氏へのインタビュー3本をまとめて掲載し、読者とともに事件全体を捉え直してみたい。そこで何が隠され、何が捏造されたのか──。

 今回の「核のゴミ」レポートは、この問題を80年代以降追いかけているルポライター・滝川康治が、あらためて放射性廃棄物施設問題をめぐる歴史を振り返った第3弾。堀達也・元知事が幌延町への「核のゴミ」処分研究施設の立地を受け入れてから25年、事業者の日本原子力開発研究機構(原子力機構)は、地下坑道を使った各種試験を今も続けている。この間、2019年には当初計画に盛った「20年程度」とする研究期間の約束を反故にして28年度まで延長する一方で、深度5百メートルの坑道の掘削や「幌延国際共同プロジェクト」へのNUMO(原子力発電環境整備機構)の参入などが、なし崩し的に進む。放射性廃棄物は持ち込まずに行なわれる処分研究に対し、道民の関心も薄らいでいる。シリーズの第3回は、「立地受け入れ」から四半世紀の経緯を検証しつつ、原子力機構による「28年度の研究終了」の約束を遵守させる道を考える。

 高レベル放射性廃棄物の最終処分地の選定に向けた「文献調査」に手をあげ、取り沙汰されてきた後志管内寿都町には、道内でも屈指の多選を重ねる町長がいる。今から5年前、そんな郷里の将来に危機感をいだいた田原誠さん(77)は、半世紀ぶりに寿都へUターンし、核ゴミ問題に対する町の対応に疑問を投げかける一方で、地方自治のあり方を問う行政訴訟などに情熱を傾けてきた。このほど函館への転居を前にして、自身が取り組んだこれまでのことを綴ったレポートが本人から寄せられた。生まれ故郷に警鐘を鳴らしてきたひとりの町民の闘いを紹介する。

 毎年3月号に掲載している「釧路特集」も是非チェックを。高市政権で自民党広報本部長に就任し、今回の衆院選で圧勝した道7区選出の鈴木貴子代議士、「ノーモア メガソーラー宣言」で注目された釧路の鶴間秀典市長、両氏へのインタビューをはじめ地域のホットな話題が満載。

 このほか、札幌の「電車通り」の変わりゆく街並みを追った住宅不動産情報、カレス記念病院の消化器内科に内視鏡治療の最前線を取材したメディカルレポートなどもオススメ。道内の事件、話題が詰まった北方ジャーナル3月号のお買い求めは、離島にいる方も都会に住んでいる方もお近くのセイコーマートへ。大手書店、アマゾンなどでも購入可能。北方ジャーナルへの問い合わせや注文などは、右側下にある同誌のバナーをクリック。

※3月号主要コンテンツ
【報道】
■道警不祥事から考える【83】──現職警察官が売春 道警は「お答えを控える」と取材拒否
■自衛隊vs自衛官【2】──自衛官遺族が一審判決に控訴 一部認容も自殺の責任は不問
■アンコール特集 旭川いじめ凍死事件──何が隠され捏造されたのか 過去の注目記事を一挙再録
■“核のゴミ”レポート【50】──研究延長を容認した鈴木知事の弱腰が招きかねない処分場への道
■寿都発・ひとりの町民の闘い──核のゴミ誘致の郷里に危機感 多選首長が生んだ町政の歪み
■「道の駅あかいがわ」の指定管理者選定めぐり村と村議会が対立 百条委がDMOを徹底追及

【ニュース】
■本誌が2年前に報じた不動産投資詐欺事件で札幌地裁が「実刑判決」
■牧場主が「奴隷労働」指摘に反論 恵庭の障碍者虐待疑い訴訟で弁論続く
■気候変動で蛾による食害が拡大する中、有機農業の対応策を模索する
■企業法務Matching合同会社が北大図書室のネーミングライツを取得
■更生目指す7人の社会参加 道内唯一の少年院で衆院選不在者投票

【2026 釧路特集】
■鈴木貴子衆議に訊く──皆で道東根釧の未来を切り拓く 党広報本部長が支える高市政権
■鶴間秀典釧路市長に訊く──宣言と規制で釧路湿原を保護 駅の高架化は必要な公共事業
■Topics 釧路の佐藤紙店の新たな挑戦「地元をエゾシカ革製品の本拠地に」
■Topics 全168席の新フードコートオープンで魅力がアップした釧路空港

【シリーズ・住宅不動産情報】(38)──変わりゆく札幌の電車通りの街並み・その2
■本州デベロッパーの土地取得続く 時代を映す「電車通り」の変化“急”

【医療】──カレス記念病の消化器内科部長・田沼徳真医師に訊く
■この春から専門医4名体制でがんを「早期発見、徹底治療」

【経済】──「Fビレッジに過去最高459万人来場」で明暗
■ボールパークは栄えても北広島駅西口は閑古鳥?

【ビジネス】──サッポロビールが創業150周年
■祝賀会で誓った「新たな飛躍」 北大と未来創造プロジェクト

【社会】──石狩市ひきこもりサポートセンター「相談室まるしぇ」
■かかわりを押し付けず、当事者に「寄り添う支援」を多岐に展開

【長期連載】
●ルポ「ひきこもり」(126)──ひとり暮らしを開始した男性当事者のケースから
●戦争遺産をめぐる旅(122)──「幻の戦闘機」の実物を見れる愛媛県愛南町の紫電改展示館

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER