札幌の今、解体ノート2026年版②中央区南1条西9丁目旧「中国料理布袋本店」

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 マチの新陳代謝は、建物の解体・新築が大きな要素を占める。見慣れた建物が解体され、新しい建物が建設され、マチは生まれ変わっていく。札幌には今、中心部にも郊外にも、数多くの新陳代謝の姿がある。札幌の今を記録する『札幌の今、解体ノート』の2026年2回目は、中央区南1条西9丁目の旧「中国料理布袋本店」。(写真は、解体工事が始まっている中国料理布袋の旧本店=左の建物。新本店は、向かい側1階に入居予定で、既に看板が掲げられている)

 中国料理「布袋」の旧本店は、市電が走る南1条通に面して1998年4月に開業。木造2階建ての昭和の時代に建設された雑居ビルで、旧本店は、その建物を使って、27年以上にわたって営業を続けたが、建物老朽化のため、2025年12月31日に閉店した。その間に多店舗化も進め、「赤れんがテラス」のフードコートなどにも出店した。

 旧本店の閉店に備えて、2025年12月18日には、旧本店裏側に建て替えオープンした「アパホテル札幌大通駅前西」(同市同区南1条西9丁目15-1)1階に「中国料理布袋アパホテル<札幌大通駅前西>店」をオープンさせたほか、新本店を、旧本店の向かい側にある「札幌19Lビル」(同市同区南1条西9丁目5-1)1階に移転、2026年2~3月頃にオープンする予定になっている。

 そうした中で、旧本店の解体工事が始まった。解体期間は、2026年1月6日から同年2月28日まで。解体工事の発注者は、ワイ・エス・ジー(本社・札幌市中央区)、解体業者は大光(同・同市東区)。旧「本店」の建物を含む敷地約250坪(840・30㎡)は、京阪電鉄不動産(同・大阪市中央区)が取得している。町中華の風情が漂っていた旧本店が、間もなく消える。

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