ホテルや旅館の運営、プロデュースを手掛ける温故知新(本社・東京都新宿区)の子会社、三井観光(同・礼文郡礼文町)が、利尻島にある宿泊施設「アイランドインリシリ」の土地建物を取得した。
(写真は、温故知新グループが取得した「アイランドインリシリ」)
三井観光は、礼文島で「礼文観光ホテル咲涼」を運営していたが、2023年に温故知新が同社株式を取得、グループ化した。今回、同社が、利尻島の宿泊施設を取得したことによって、利尻島・礼文島を一体とした持続可能な観光基盤を創出する。
「アイランドインリシリ」のある利尻島は、稚内市の西約20㎞に位置する国境の離島。日本最北の国立公園があり、利尻山(利尻富士)の植生や景観のほか、ウニ、昆布など豊富な海産物から、北海道を代表する観光地として知られる。しかし、島内の人口減少や人材難に加え、オンとオフのシーズン格差が激しく、宿泊機能の維持が課題だった。温故知新は、三井観光を通じて3年前に礼文島に足場を持ったが、離島観光には複数の島との連携が必要として、今回、利尻島の宿泊施設を取得した。これによって、2島を一体的に捉え、観光、運営、人材で相互に支え合う体制づくりを進める。
「アイランドインリシリ」は、55室で札幌国際観光(本社・札幌市中央区)グループが運営していた季節限定営業のホテル。2026年も6月1日から同年9月30日まで、引き続き現行の体制で運営する。温故知新グループにとって、「壱岐リトリート海里村by温故知新」「五島リトリートray by温故知新」「礼文観光ホテル咲涼」に続く、国境離島で4施設目となる。



































