コープさっぽろ&無印良品、セット出店が新定番に

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 道内で「コープさっぽろ」と「無印良品」のセット出店が、新定番になってきた。2026年3月には、既存の「コープさっぽろにしの店」(札幌市西区)に「無印良品」が隣接出店、同年8月頃には、建て替え新店の「コープさっぽろすながわ店」(砂川市)にも隣接して「無印良品」が出店する。さらに、札幌市内でもセットで新規出店が計画されており、「コープさっぽろ」&「無印良品」は、商業施設の新たなウエーブとなりそうだ。(写真は、2025年6月に建て替えオープンした「コープさっぽろのっぽろ店」に隣接出店した「無印良品」)

 スーパーマーケットとのセット出店と言えば、これまでは、ドラッグストアとの組み合わせが定番だった。「マックスバリュ」「スーパーアークス」「コープさっぽろ」と「ツルハ」「サツドラ」「サンドラッグ」などの組み合わせは、ネイバーフッド型ショッピングセンター(NSC、近隣型商業施設)の典型だった。こうした定番スタイルを真っ先に変えたのが、コープさっぽろ(本部・札幌市西区)だった。

 コープさっぽろは、「無印良品」を展開する良品計画(本社・東京都文京区)と2015年頃から商品開発やマーケティングノウハウなどについて人材交流を実施。そうした下地を基に、2021年11月に新規オープンした「コープさっぽろやまはな店」(札幌市中央区)の2階に「無印良品」が出店する初のコラボ店舗をオープンさせ、同年3月からは、宅配トドックでも「無印良品」の販売を開始した。

 その後は、出店の組み合わせを進化させながら、コラボ展開を浸透させてきた。敷地内独立店舗型は「岩見沢南」(岩見沢市)、「しずない」(日高郡新ひだか町)、「ぬまのはた」(苫小牧市)、「のっぽろ」(江別市)、「ジョイフルタウン釧路」(釧路市)の5店舗、建て替えを含めた新設店舗2階導入型は「やまはな」のほか、「そうえん」(札幌市中央区)、「きたひろしま」(北広島市)の3店舗、既存店舗テナント導入型は「藤野」(札幌市南区)、「ソシア」(同)の2店舗。2026年3月6日の「にしの」と同年8月頃の「すながわ」は、敷地内独立店舗型の6店舗目と7店舗目となり、「コープさっぽろ」と「無印良品」の新定番出店は、これらを含めると12店舗となり、道内の「無印良品」全29店舗の41%を占めるようになる。

 さらに、札幌市内でも新定番出店を計画しており、宅配トドックでの「無印良品」取り扱いのほか、「コープさっぽろ」既存店舗での「無印良品」コーナー展開も含めると、「無印良品」の「コープさっぽろ」の協業比率は、さらに高くなる。両者は、商品物流の面でも連携しており、今後、両者出資による新会社設立に進んだとしても、不思議ではない。

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