札幌の今、解体ノート2026年版①中央区北1条西17丁目旧「北海道宅建会館」

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 マチの新陳代謝は、建物の解体・新築が大きな要素を占める。見慣れた建物が解体され、新しい建物が建設され、マチは生まれ変わっていく。札幌には今、中心部にも郊外にも、数多くの新陳代謝の姿がある。札幌の今を記録する『札幌の今、解体ノート』の2026年1回目は、中央区北1条西17丁目の旧「北海道宅建会館」。(写真は、解体工事中の旧「北海道宅建会館」)

 旧「北海道宅建会館」は、公益社団法人北海道宅地建物取引業協会が所有する建物で、同協会の事務所などが入っていた。同協会は、道内の不動産取引の健全な発展と道民の住生活の安定・向上に寄与することを目的に設立され、現在の会員数は約3250社、道内不動産業者の約8割が同協会の会員になっている。旧「北海道宅建会館」は、1974年に竣工したが、建物老朽化が進行していたことから、2023年7月に現在地での建て替えを決めていた。

 事務所は、2025年9月に白石区東札幌1条1丁目のじょうてつビル1階に移転、旧会館の解体工事は、同年11月5日から始まった。解体の注文者は、(公社)北海道宅地建物取引業協会、解体業者は本間解体工業(本社・札幌市西区)、解体期間は2026年2月28日まで。

 解体後には、新「北海道宅建会館」が建設される。敷地面積約99坪(328・03㎡)のうち、建築面積として約79坪(261・15㎡)を使って、鉄筋コンクリート造、地上5階建て、延べ床面積約392坪(1293・72㎡)の建物を建設する。建築物の高さは21・450m。建築主は、(公社)北海道宅地建物取引業協会、設計、監理はサン設計事務所(札幌市東区)、施工は未定。当初の計画では2025年9月に解体完了、同年10月着工だったが、工期は約5ヵ月間遅れており、新「北海道宅建会館」の竣工は、2026年末から2027年初めになりそう。

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