釧路市内で「セブン-イレブン」の店舗跡に、「セイコーマート」が居抜き出店する珍しいコンビニのブランド転換があった。同様のケースは、2016年に札幌市西区でもあった。道内で2強コンビニの陣取り合戦を象徴する出店と言えそう。
(写真は、「セイコーマート共栄大通店」)
釧路市共栄大通4丁目2-1。JR釧路駅北口から延びる共栄新橋大通沿いに、2025年11月14日にオープンした「セイコーマート共栄大通店」。2021年の新店舗から「セイコーマート」の店舗外壁カラーとなった、ネイビーブルーとオレンジを採用した最新デザインの店舗で、いかにも真新しい店舗に見える。しかし、この店舗は新築物件ではなく、2024年4月25日に建て替えオープンした「セブン-イレブン釧路共栄大通店」の店舗を利用した居抜き物件。「セブン-イレブン」の店舗は、1年後の2025年5月1日に閉店、新築のまま残された物件跡に、外壁塗装などを塗り替えて、最大のライバルである「セイコーマート」が入った。
こうした異例とも言えるケースは、2016年6月に札幌市西区山の手でもあった。「セブン-イレブン札幌山の手通店」跡に「セイコーマート山の手1条店」が、居抜き出店したケース。しかし、こちらは、「セブン-イレブン」が移転して空き物件になったところに「セイコーマート」が居抜き出店したもので、今回とはやや事情が違う。
コンビニ道内最大手の「セイコーマート」とそれを追う「セブン-イレブン」の出店競争は、今に始まったことではない。互いの店舗近くに新規出店する“激突出店”も珍しくなくなった。今回のような居抜き出店は、今後も出てくるとみられるが、目下のところ、「セブン-イレブン」店舗跡に「セイコーマート」というパターンはあっても、「セイコーマート」店舗跡に「セブン-イレブン」というパターンは出ていないようだ。



































