札幌の今、解体ノート2025年版㉝白石区菊水元町3条1丁目「ゴールデン大宝菊水店」

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 マチの新陳代謝は、建物の解体・新築が大きな要素を占める。見慣れた建物が解体され、新しい建物が建設され、マチは生まれ変わっていく。札幌には今、中心部にも郊外にも、数多くの新陳代謝の姿がある。札幌の今を記録する『札幌の今、解体ノート』の2025年33回目は、白石区菊水元町3条1丁目の「ゴールデン大宝菊水店」。(写真は、解体工事が始まった「ゴールデン大宝菊水店」。上白石神社の社殿が見える)

 ゴールデン東京(本社・札幌市中央区)が展開していたパチンコ店「ゴールデン大宝菊水店」は、1980年12月に開店した同社のパチンコ1号店。北13条・北郷通と南7条・米里通交差点の北西角近くにある上白石神社の隣接地に位置する。地場の中堅パチンコ店として営業を続けてきたが、開店から45年目にあたる2025年10月26日に営業を終了した。

 南7条・米里通沿いにあるため、目につきやすく閉店後の動向が注目を集めていたが、このほど建物の解体工事が始まった。解体工事名は「大内貸店舗」建物解体工事。解体業者は、有限会社高谷解体工業(石狩市)、解体工事期間は、2025年12月15日から2026年3月31日まで。敷地面積は約761坪(2513・93㎡)あって、コンビニ立地にも適しているもよう。向かい側には、「ラッキー菊水元町店」があり、解体後の土地活用に関心が集まる。

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