「ドン・キホーテ北見店」改装工事着々と

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 旧「イトーヨーカドー北見店」(北見市光西町185)跡に入る「ドン・キホーテ北見店」(仮称)の改装工事が着々と進んでいる。工事は2026年4月30日まで予定されており、オープンはその頃になりそうだ。(写真は、「ドン・キホーテ北見店」への改装工事が進んでいる旧イトーヨーカドー北見店の建物)

 旧イトーヨーカドー北見店は、2024年8月18日、39年間の営業を終えた。土地建物は、地元不動産業者の博泉が所有していたが、2017年9月に大和情報サービス(現大和ハウスリアルティマネジメント、本社・東京都千代田区)に移り、閉店からほぼ1年後の2025年7月末に、パン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス(PPIH、同・同都渋谷区)の子会社、ドン・キホーテ(同・東京都目黒区)が取得した。土地は約6060坪(約2万㎡)、建物は3階建て、延べ床面積は約5136坪(1万6950・44㎡)。
 
 ドン・キホーテは、2025年7月31日から改装工事を進めている。工事を行っているのは日本建設(本社・東京都港区)。大雪大通側では工事の様子は見えないが、建物裏側の駐車場付近には、内部から撤去された設備機器が一時保管されるなど、工事の進捗がうかがえる。「ドン・キホーテ」といえば、『驚安の殿堂ドン・キホーテ』という人目を引く大きな看板と、黒、黄、青、赤のドンキカラーが特徴。ヨーカドー時代は、落ち着いた色合いだったが、年明け以降、建物の印象は大きく変わることになる。「ドン・キホーテ」は、広域集客型の大型店のため、「ドン・キホーテ北見店」のオープンによって、店舗周辺の飲食、アミューズメント、小売りの各店舗にもお客が流れそうだ。

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