北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)の2026年2月期第2四半期決算(2025年3月1日~同年8月31日)は、売上高184億8300万円、営業利益5700万円、経常利益4700万円、純利益2200万円だった。前年同期間比で、売上高は1・9%増、営業利益は92・4%増、経常利益は119・6%増、純利益は15・9%増だった。(写真は、2025年9月25日にリニューアルオープンした「ラッキー千歳錦店」)
同年4月11日に公表した第2四半期予想と売上高は1・7%減、営業利益は70・9%減、経常利益は74・0%減、純利益は81・4%減だった。既存店(33店舗)売上高は、前年同期間比1%増、客数は98・4%、客単価は1・4%増だった。売上高営業利益率は0・3%で、0・2ポイント上昇した。
売上総利益率は、27・2%と前年同期間比0・4ポイント減少した。販売費および一般管理費(以下、販管費)は、50億9300万円で、前年同期間より1000万円減少した。売上総利益だけでは、販管費を賄えない状況で、不動産賃貸収入とその他営業収入によって営業段階の黒字が確保できている。経常利益が大幅に伸長したのは、前年同期間に発生したシンジケートローン手数料が減少したため。短期借入金は、2025年2月期の19億5000万円から2億5000万円に減少、長期借入金は、40億9000万円から38億4700万円になった。
第2四半期決算の業績予想と実績値は、利益面で大きく減少したが、2026年2月期の通期予想は、売上高379億円、営業利益4億2700万円、経常利益4億円、純利益2億5000万円で据え置いている。