札幌市の白石区と豊平区の境界を走る東北通沿いにあるラーメン・餃子の「ハナウタ白石本店」(白石区栄通10丁目1-1)が、一時休業に入っている。入居しているテナントビルの改築工事のためで、再オープンは、2026年春になる。(写真は、改築工事が始まった「ハナウタ白石本店」が入居するテナントビル)
「ハナウタ」は、2階建て雑居ビル「薮田テナントビル」の1階に2015年1月にオープンした。以前は、焼鳥の「栄鳥」が入っていた店舗跡への居抜き出店。薬膳を使ったスープが特徴の味噌ラーメンと手作り餃子の専門店で、2021年には、隣接してテイクアウト専門店「GYOZADAY」もオープン。ここでは、冷凍ラーメンや冷凍餃子のほか、惣菜や弁当、Tシャツやトートバッグなどハナウタグッズの販売も開始した。さらに、2025年1月には、「ハナウタ」2号店となる「東苗穂店」(東区東苗穂3丁目3-45)を出店、2店舗で営業を続けてきた。
今回、「ハナウタ白石本店」と「GYOZADAY」が入居しているテナントビルの改築のため、2025年9月15日で2店舗ともに一時閉店した。現在は、建物に足場が組まれ、改築に向けた準備が進んでいる状況。「白石本店」は、季節を問わず行列のできる店舗で、東北通の賑わいスポットにもなっていた。改築によって、この光景は来春まで見られなくなる。