苫小牧、千歳、恵庭、北広島、江別、札幌で計11店舗のスーパーマーケットを展開している豊月(本社・苫小牧市)は、札幌市清田区の「フードD365平岡食彩館」(平岡2条3丁目9-1)を「フードD生鮮市場平岡店」にリニューアル、2025年9月25日にオープンさせた。この日は、朝方は雨だったが、屋上駐車場が満杯になるなど、大勢の買い物客が来店した。
(写真は、2025年9月25日にリニューアルオープンした「フードD生鮮市場平岡店」)
「フードD365平岡食彩館」は、北野通り沿いに2008年7月に開店。2013年7月と2017年2月に、リニューアルを行っており、今回は、8年ぶりの大掛かりな業態変更に伴うリニューアル。2025年9月1日から1ヵ月間休業、内外装や設備機器などを一新した。
今回導入した「生鮮市場」業態は、生鮮比率を高めてグロサリー、日配品を低価格で販売するもので、「安さ」をアピールするMD(販売政策)が特徴。2024年8月に「フードDザ・プライス」(苫小牧市)を「フードD生鮮市場澄川店」に変更したのを皮切りに、同年10月に「フードD365沼ノ端食彩館」(同)を「フードD生鮮市場沼ノ端店」に、2025年4月に「フードD365Value店」(札幌市清田区)を「フードD生鮮市場美しが丘店」に業態変更し、今回が、4店舗目の変更になる。
(写真は、鮮魚コーナー=許可を受けて撮影しています)
EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)のため、店内の商品価格は、従来に比べて安さが実感できるようになっているという。また、水産や精肉、惣菜なとでは、「ロピア」や「ザ・ビッグ」を意識した大容量パックの品揃えも増やした。冷凍食品売り場は、リーチインケースを大幅に増やして、従来比3倍近くの広さにした。鮮魚・青果では、提供する商品数を増やして、買い物客のさまざまな要望に対応できるようにした。伴田めぐみ店長は、「地域のお客さまに喜んでいただけるような店づくりをしていきたい」と話した。



































