札幌駅前通に面した札幌市中央区南3条西4丁目のお茶の「松寿園」が入っていたビルが、「GiGO」のゲームセンターに衣替え、2025年年末から2026年年明け頃にオープンする見通しだ。(写真は、「松寿園」に代わって「GiGO」が入るシルバービル)
「松寿園」ビルは、駅前通に面した正面壁面に大きく「茶」の看板が掲げられていたビル。お茶の専門店として、各種のお茶や茶道具、急須などを販売してきた。「松寿園」は、1925年(大正14年)の創業で、現在のビルが竣工した1969年12月からこの場所で営業を続けてきたが、2024年10月に創業99年で営業を終えた。ビルは地下1階、地上5階建てで、土地、建物共に区分所有されており、「松寿園」の持ち分だったシルバービルB棟と土地の持ち分をサラサが、2024年12月に取得していた。
サラサでは、当初は、飲食店ビルとして賃貸する方向だったが、今回、GENDA GiGO Entertainment(本社・東京都港区)が賃借して、ゲームセンター「GiGO」をオープンさせることになった。GENDA GiGO Entertainmentは、ススキノで「GiGOココノススキノ」(南4条西4丁目1-1、COCONO SUSUKINO3階)、「GiGO BOWLノルベサ」(南3条西5丁目1-1、NORBASE6階)、「THE GOLF BARナイスショット」(同)を展開している。