ファミリーマート(本社・東京都港区)は、次世代半導体「ラピダス」で活気づく千歳市に新規出店する。2025年9月4日(木)にオープンする「千歳花園店」がそれで、これによって「ファミリーマート」の千歳市内店舗は、11店舗になる。(写真は、2025年9月4日にオープンする「ファミリーマート千歳花園店」)
千歳市内では、北海道地場のセイコーマート(本社・札幌市中央区)が、ここ数年、既存店スクラップ&ビルドと新規出店を進めてきた。「ラピダス」進出が決まって以降は積極出店に転じ、2025年は3店舗、2026年は2店舗以上を出店する。こうした中、ファミリーマートやセブン-イレブン・ジャパン(同・東京都千代田区)、ローソン(同・同都品川区)の動きは鈍かったが、今回、ファミリーマートが、2024年7月18日にオープンさせた「千歳美々店」以来、1年2ヵ月ぶりに新規出店することになった。
新店舗「千歳花園店」の出店場所は、千歳市花園3丁目7-23。国道337号沿いで「道の駅サーモンパーク千歳」の向かい側。以前は、「ビーバースイミングクラブ」が建っていた場所。店舗の建築主はファミリーマート、設計は若井建築工房(札幌市白石区)、施工は内池建設(本社・室蘭市)札幌支店(札幌市中央区)。工期は、2025年6月20日から同年8月29日まで。
新店舗の隣接地では、大東エンタープライズ(本社・札幌市中央区)が炭焼ステーキ「BEEF IMPACT」の「千歳店」を建設中で、2025年10月頃にオープンする見通し。なお、「ファミリーマート」の新店舗によって、千歳市内のコンビニ店舗数は、「セブン-イレブン」21店舗、「ローソン」20店舗(うち新千歳空港内7店舗)、「セイコーマート」19店舗、「ファミリーマート」11店舗になる。なお、「道の駅サーモンパーク千歳」には、以前は「ローソン」が入っていたが、現在は「ヤマザキYショップ」が入っている。