セコマ(本社・札幌市中央区)が、札幌市中央区南19条西1丁目899-1、897-2の約650坪(2128・21㎡)の土地を取得していたことが分かった。環状通沿い(外回り車線)に面しており、「セイコーマート」の新設用地として活用していく見通し。(写真は、セコマが取得した札幌市中央区南19条西13丁目の土地=左端が環状通)
セコマが取得していたのは、臨床検査エスアールエル(本社・東京都港区)の旧北海道ラボラトリーの土地と三菱電機山鼻アパートの土地。それぞれ、2024年9月と2025年3月に売買により取得していた。エスアールエルは、札幌臨床検査センター(本社・札幌市中央区)と合弁で臨床検査事業を展開する札幌ミライラボラトリーを設立、北海道ラボラトリーの事業を移管したため、同敷地をセコマに売却した。また、三菱電機山鼻アパートは、閉鎖に伴い同敷地をセコマに売却した。
周辺には、「セイコーマート南19条店」(南19条西9丁目1-3)があるほか、「セブン-イレブン札幌南19条西12丁目店」(南19条西12丁目1-8)、「セブン-イレブン札幌南21条西14丁目店」(南21条西14丁目3-20)、「ファミリーマート札幌ロープウェイ入口店」(南19条西16丁目3-10)がある。これらの店舗よりも駐車場を広くすることが可能なため、利便性の高い「セイコーマート」としてこの土地を活用するとみられる。