ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区、2026年10月1日にセカンドリテイリングに社名変更)の子会社セカンドストリート(同・同)は、きょう2025年8月1日、「セカンドストリート札幌平岸アーバンサイト店」(札幌市豊平区平岸1条22丁目2-20)をオープンさせる。(写真は、きょう2025年8月1日にオープンする「セカンドストリート札幌平岸アーバンサイト店」)
「セカンドストリート札幌平岸アーバンサイト店」は、2025年5月11日に20数年間の営業を終えたゲオグループのレンタル店「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」の後継テナントとしてオープンする。「ゲオ」は、レンタル需要の変化で全国的に閉店が続いている。北海道でも2025年に入ってから、1月13日に「釧路睦店」(釧路郡釧路町)、3月9日に「札幌新琴似四番通店」(札幌市北区)、今回の「札幌平岸アーバンサイト店」、さらに8月31日は「札幌西岡店」(札幌市豊平区)の閉店も予定されている。
一方で、リユース需要の高まりを受けた「セカンドストリート」は、オープンが続いている。道内では、2025年に入って3月7日にリユースインテリア特化型の「札幌八軒店」(札幌市西区)、4月25日に「新琴似店」(同市北区)、5月30日に「苫小牧東店」(苫小牧市)がオープンしている。このうち、「新琴似店」は、「ゲオ」との複合店だったが、ゲオ売り場を閉鎖して、セカンドストリートの売り場を倍増、ブランドを1本化した。
「セカンドストリート」は、新設店舗としてオープンする例もあるが、ドラッグストアなどの空き物件に居抜き出店するケースが多かった。今回は、ゲオグループ間の業態転換で、今後は「ゲオ」→「セカンドストリート」のブランド転換が続きそうだ。ゲオホールディングスからセカンドリテイリングへ、1年数ヵ月後に控えた社名変更を地で行く展開となりそう。