ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の子会社セカンドストリート(同・同)は、2025年8月上旬、「セカンドストリート札幌平岸アーバンサイト店」(札幌市豊平区平岸1条22丁目2-20)をオープンさせる。閉店したゲオグループのレンタル店「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」の後継テナントとして出店する。ゲオからセカストへの転換が、加速している。(写真は、2025年5月10日に閉店した「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」)
「ゲオ札幌平岸アーバンサイト店」は、「ビッグハウスエクストラ」を中核店舗とする大型ショッピングセンター「アーバンサイトミュンヘン大橋」内の独立棟店舗として運営してきた。オープンから20数年が経過、レンタル需要の減少で、2025年5月11日に営業を終了した。その店舗跡に入ることになったのが、「セカンドストリート」。
「セカンドストリート」は、リユース衣料・服飾雑貨ではトップシェアを持ち、2025年4月末現在で、全国に892店舗を展開している。そのうち道内では現在、49店舗(セカンドアウトドア、セカンドインテリア、ジャンブルストア含む)を出店している。同じゲオグループのため、閉店した「ゲオ」から「セカスト」に業態転換するケースも増えている。
「スーパーセカンドストリート札幌光星店」(札幌市東区)と「セカンドストリート新琴似店」(同市北区)は、いずれも「ゲオ」と「セカンドストリート」のジョイント店舗だったが、「ゲオ」閉店に伴って、セカンドストリートが売り場を広げた。セカンドストリートは、2026年3月期に、国内で60店舗を新規出店する予定で、今回の「札幌平岸アーバンサイト店」を含めて、道内でも転換を含めた新規出店が続きそうだ。