イオン北海道、2026年2月期の店舗活性化投資は95億円

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 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2026年2月期に、約180億円の設備投資を行う。2025年2月期は、西友9店舗の承継に伴う改装費用などがあったため、228億7400万円だった。引き続き、高水準な設備投資を継続する。(写真は、2025年3月に活性化投資を行った「ザ・ビッグ福住店」)

 2025年2月期の設備投資額228億7400万円の内訳は、新店投資に97億3000万円、既存店投資に21億9900万円、IT投資に2億500万円、店舗のデジタルサイネージ導入やバックヤードのボード導入など、店舗DX関連に107億3800万円を投じた。新店は、「イオン旭川春光ショッピングセンター」(建て替え)、「イオン北郷店」(建て替え)、「マックスバリュ苫小牧清水店」、「まいばすけっと南5条西9丁目店」、「まいばすけっと南3条東5丁目店」の5店舗と西友承継9店舗。既存店改装は、GMS(総合スーパー)3店舗、SM(スーパーマーケット)2店舗、DS(ディスカウントストア)3店舗だった。

 2026年2月期の設備投資約180億円のうち、約95億円を既存店改装に充てる。既に2025年3月に、西友承継の「ザ・ビッグ福住店」、同年4月には、同じく西友承継の「ザ・ビッグ元町店」を改装した。同じく西友承継の「イオン札幌手稲駅店」の1階にあった「セリア」と「くまざわ書店」を、2階に移した。また、同年3月には「まいばすけっと北3条西17丁目店」も出店している。

 今後、GMS、SM、DS数店舗で改装を実施していく。また、約90億円は、前期に引き続いて「イオンモール札幌苗穂」の信託受益権取得に充てるほか、システム投資、デジタル投資に充てる。

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