ローソン(本社・東京都品川区)は、2025年6月5日(木)の予定で、稚内市5店舗目となる「ローソン稚内萩見五丁目店」(萩見5丁目2-8)をオープンさせる。(写真は、「ローソン」の稚内1号店「ローソン稚内栄五丁目店」のオープン時)
日本最北の街である稚内市は、人口約3万人だが、コンビニエンスストアとしては、セイコーマート(本社・札幌市中央区)が展開する「セイコーマート」の独断場だった。現在も18店舗を展開している。人口は、2025年3月末現在で、3万人の大台を切って2万9890人になったが、「セイコーマート」は、市民生活に深く溶け込んでいる。
そんな中に、「ローソン」が参入したのは、2023年8月1日だった。「ローソン稚内栄五丁目店」と「ローソン稚内こまどり五丁目店」の2店舗同時オープンで、市民の選択肢を増やした。同年8月25日には、ファイターズ仕様の「ファイターズローソン稚内はまなす店」、同年11月28日に「ローソン稚内副港通店」をオープンさせてきた。
以降、出店が途絶えていたが、2025年6月5日、1年半ぶりに新規出店することになった。出店場所は、国道40号と環状線の交差点付近で、「セイコーマートきごし店」の国道を挟んだ向かい側。FC(フランチャイズ)展開するのは、リックス(本社・旭川市)。同社は、稚内市内に12店舗、名寄市に2店舗のほか、稚内市でも既に2店舗を展開している。今回の出店によって、「セイコーマート」と「ローソン」の店舗差は13店舗に縮まるが、その差はまだ大きい。しかし、「ローソン」出店から2年目を迎えて、「ローソン」は、市民生活に着実に浸透し始めている。5店舗目によって、弾みがつきそうだ。