2024年7月末に閉店した「業務スーパー苫小牧東店」(苫小牧市新開町3丁目1-10)跡に、「セカンドストリート苫小牧東店」が居抜き出店、2025年5月下旬にオープンする。古着、服飾品、生活雑貨などのリユースショップ「セカントセストリート」は、苫小牧市内2店舗になる。(写真は、閉店直後の「業務スーパー苫小牧東店」)
「業務スーパー苫小牧東店」は、ケヒコ(本社・横浜市中区)が、神戸物産(同・加古川市)のFC(フランチャイズ)店舗として、2022年10月6日にオープンさせた格安スーパー。建物の建築主は、不動産賃貸業の谷岡緑化(同・苫小牧市)。しかし、ケヒコは、労使紛争の末、2024年7月に自己破産。それに伴って、昨年7月末から今回の「苫小牧東店」を含めて、道内7店舗が閉店した。いずれも、賃貸物件で、そのうちの3店舗(室蘭店、すすきの狸小路店、滝川店)は、同じ「業務スーパー」をFC展開をしている良知経営(同・川崎市宮前区)が運営に乗り出すことを決め、2025年3月13日に「室蘭店」を再開。他の2店舗も、4月以降に順次再開運営する。
残り4店舗のうち「岩見沢店」(岩見沢市)は、ダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)が展開している低価格スーパー「DZマート」が居抜き出店、2025年4月25日(金)にオープンさせる。今回、「苫小牧東店」跡に、ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)の子会社、セカンドストリート(同・同)が居抜き出店することになった。これによって、閉店した7店舗中、5店舗の承継店舗が決まり、現時点で承継先が決まっていないのは、「苫小牧店」(苫小牧市)、「旭神店」(旭川市)の2店舗になった。