「そば処霧の下 元町店」閉店状態続く

経済総合

 創業50年の老舗蕎麦屋、「そば処霧の下」の「元町店」(札幌市東区北23条東20丁目5-33)の閉店状態が続いている。同店は、改装工事のため2024年5月末に閉店したが、現在も、閉店時のままの状態となっている。(写真は、閉店状態が続いている「そば処霧の下 元町店」)

「そば処霧の下」のそば粉は、上川郡上川町産の蕎麦を使用し、旭川市にある大正11年創業の土開製粉による石臼挽き。麺は、店舗職人がその日の気温、湿度に合わせた配合により製麺している。「そば処霧の下」は、経営者が最近になって変わったという情報もあるが、「元町店」は、2024年5月末から閉店している。閉店の理由として店舗側は「店舗老朽化に伴う改装工事のため」とアナウンスしたが、その後、半年が経過しても、店舗は、そのままの状態で残されている。

 土地は、一時期は霧の下(札幌市手稲区)が所有していたが、2024年7月にリーアライズ(同市北区)に売却されている。そうした中、「そば処霧の下」は、2024年12月下旬オープン予定で「BiVi新さっぽろ店」(札幌市厚別区厚別中央1条6丁目3-3、BiVi新さっぽろ2階)を新規出店する。「アピア店」(同市中央区)と「敷島ビル店」(同)は営業しており、唯一の路面店となる「元町店」の改装工事が進み、再度オープンとなるのかどうか、関心を集めている。

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