江別市大麻に「すき家」、人口10万人以上の自治体ほぼ「すき家」2店舗体制に

経済総合

 江別市大麻ひかり町に、江別市内2店舗目となる牛丼チェーン「すき家」の建設が進んでいる。既に店舗の特徴である「時計台」の三角柱と木造の店舗外観が現れており、年内にもオープンしそうだ。(写真は、仮称「すき家江別大麻店」の建設現場)

 建設中の「すき家江別大麻店」(仮称)は、大麻東雁来線沿いで、光明寺別院本堂の隣接地。近くには「手打ちそば神楽坂」がある。大麻東雁来線沿いには、ラーメン店の「銀波露」や「らーめん海鳴」、「ちゃんぽん一鶴」などもあり、牛丼ナショナルチェーンの「すき家」進出で、飲食のバリエーションが広がる。

 店舗の建築主は、ゼンショールディングス(本社・東京都港区)の子会社、すき家(同・同)、設計、監理は高田建築設計事務所(札幌市北区)、施工はIRホーム(同市西区)。「すき家」は、江別市内に「12号江別野幌店」(野幌町48-4)を展開しており、今回の「江別大麻店」は市内2店舗目となる。

「すき家」は現在、道内で54店舗を展開している。そのうち、複数出店しているのは、札幌市の14店舗のほか、旭川市の4店舗、函館市の3店舗、北見市、苫小牧市、釧路市、帯広市、小樽市の各2店舗。いずれも人口10万人以上の市だが、10万以上の江別市はこれまで1店舗だった。今回、江別市は2店舗の仲間入りをする。

 店舗の特徴になっている「時計台」は、国指定重要文化財である、横浜市開港記念会館の「時計台」をモチーフにしたもの。これは、ゼンショーHDの創業者で、会長兼社長兼CEOの小川賢太郎氏が1982年11月、横浜市に「すき家」1号店を出店したことから、横浜の象徴を建物に取り入れようと始まったもので、インショップ展開意外のロードサイド店には、「時計台」が設置されている。
※2024年10月12日記事一部修正しました。小樽市は2店舗でした。お詫びして訂正いたします。

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