セイコーマート(本社・札幌市)は北海道と連携して「道産野菜をもっと食べよう!」キャンペーンを15日から1048の道内全店で始めた。2008年1月に道と締結した連携協力協定に基づく協働事業の一環で、セイコーマート店舗で販売しているサラダや漬物など野菜を使用している惣菜にシールを貼付するなど健康づくりのために野菜摂取を呼び掛ける。期間は28日まで。
このキャンペーンは、道が推進している「すこやか北海道21(健康増進計画)」に参画するもので、セイコーマートが数年前から取り組んでいる。7月に実施するのは初めてで、道産野菜の旬の時期に当たるこの時期に野菜を食生活に取り入れてもらうよう積極的にPRする。
対象商品は35アイテム。野菜を40g以上使用している惣菜などに「道産野菜を食べよう!」のシールを貼付したり店内のPOP、チラシで買い物客に野菜摂取を呼び掛ける。
「すこやか北海道21」では、生活習慣病の予防や健康づくりを目的に1日の野菜摂取量として350g以上を推奨。しかし、11年に実施した道の健康づくり道民調査では平均288gにとどまっている。