イオングループのマックスバリュ北海道(本社・札幌市)は14日、同グループが取り組んでいる「イオンふるさとの森づくり」活動の一環として7月25日にオープンする「八軒5条店」(札幌市西区)の敷地にエゾヤマザクラやナナカマドなどの苗木約1300本の植樹を行った。家族連れの地域住民や同社関係者が250人参加、1時間ほどで用意された苗木を植え終わった。八軒5条店は同社の73番目の店舗。(写真は、家族連れの近隣住民が参加して行われた『八軒5条店』の植樹)
イオングループは1982年から新規オープンする全国の大型ショッピングセンターの敷地内で植樹を行う「イオンふるさとの森づくり」に取り組んでいる。緑への親しみと環境への配慮を地域とともに作っていくことを狙いにしたもので、道内ではイオンが「北海道ジャスコ」として進出してきた91年から中規模の食品スーパーでもスタートさせている。その後、札幌フードセンターと合併、「マックスバリュ北海道」が誕生したが、今回は91年以降で21番目の新店として植樹が行われた。
この日は、オープンを控えた八軒5条店の店舗前駐車場に小さな子どもたちを連れた近隣住民などが集まり、主催者が苗の植え方を説明。その後、4グループに分かれて敷地周辺の盛り土が施されたスペースにエゾヤマザクラ、ナナカマド、ライラックなど12種類、1300本を1時間ほどで植え終えた。
挨拶で石岡忠雄取締役経営管理本部長は、「当社は創業50年を超えたが、八軒5条店は単に73番目の店舗ではなく、新たな50年を刻む意欲的な店舗。今までにない品質、鮮度をお届けして地域の方々と共に作っていく店舗にしたい」と語っていた。