北海道の西友に入っている「麻布十番モンタボー」、閉まる店と閉まらない店

経済総合

 ミツウロコプロビジョンズ(本社・東京都中央区)が展開している、焼きたてパン「麻布十番モンタボー」の「西友福住店」(札幌市豊平区)と「西友平岸店」(同)が、閉店することになった。(写真は、「麻生十番モンタボー西友福住店」)

「麻生十番モンタボー」は現在、北海道に7店舗を展開している。西友の「元町二十四条店」(札幌市東区)、「清田店」(同市清田区)以外の西友7店舗内に入っている。西友は、2024年9月29日(日)と30日(月)に全9店舗が閉店、イオン北海道に継承されることが決まっている。今回、「麻生十番モンタボー」のうち、「西友福住店」が2024年9月15日(日)、翌16日(月)に「西友平岸店」が閉店する。それ以外の、「西友手稲店」(同市手稲区)、「西友宮の沢店」(同市西区)、「西友旭ヶ丘店」(同市中央区)、「西友厚別店」(同市厚別区)、「西友西町店」(同市西区)の5店舗は運営を継続する。

 西友の閉店により、テナントの中には閉店する店舗もあるが、イオン北海道に運営が変わっても継続する店舗もある。多くのテナントは継続とみられるが、「富士メガネ西友西町店」の店頭には、《10月1日よりイオンへ変わっても営業を継続致します》と立て看板を掲示、継続を強調するところもある。

「麻布十番モンタボー」は、職人が毎日、粉から作り上げるオールスクラッチを基本としたベーカリー。「モンタボー」とは、フランス語でタボールという山。ナポレオンのエジプト遠征で最初に勝利した地で、これを記念してフランスにはモンタボーの通りができた。

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