札幌一番街商店街の空き店舗に「JTBトラベルゲート札幌」移転オープンへ

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 札幌市中央区南1条西2丁目4-5の南1条通に面した空き店舗に、「JTBトラベルゲート札幌」が、2024年9月13日(金)に移転オープンする。これに伴い、札幌グランドホテル東館(北1条西4丁目)の地下1階にある現店舗は、同年9月10日(火)で閉店する。(写真は、2024年9月13日に移転オープンする「JTBトラベルゲート札幌」の出店場所)

 JTB(本社・東京都品川区)は、2007年から「トラベルゲート」の出店を開始した。海外旅行や国内旅行の専任スタッフが、お客の目的に応じて旅を提案するもので、通常のJTB店舗の基幹店の位置付け。現在は、全国で13店舗あり、北海道は、現店舗1店舗を展開している。

 移転場所は、平屋建ての空き店舗。隣接する手芸専門店「カナリヤ札幌本店」を展開するカナリヤが土地建物を所有している。1998年頃に店舗が建設され、和・洋菓子、パン製造販売のもりもと(本社・千歳市)が展開する「ラ・レコルトもりもと」やコナカ(同・横浜市戸塚区)の「スーツセレクト札幌店」が入っていたこともあった。分譲マンションのギャラリーとして使われていた時期もあった。

 南1条通では、並びの南1条西2丁目1-2に今年5月、地下1階、地上10階の耐火木質ビル「木NINARU BLDG.(キニナルビルディング)」が竣工、1階にピスタチオ菓子専門店「佐藤堂本店」、2~3階にシメパフェで知られるパフェ専門店「パフェ、珈琲、酒、佐藤」が入った。今回、空き店舗だった場所に「JTBトラベルゲート札幌」が入ることで、札幌一番街商店街には、空き店舗がなくなる。なお、移転新店舗には、「JTBさっぽろ大通店」(大通西3丁目、さっぽろ地下街オーロラタウン)も統合集約される。

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