閉店が決まっている「イトーヨーカドー福住店」(札幌市豊平区福住2条1丁目2-5)の地下1階に入っていた「マクドナルド イトーヨーカドー福住店」が、2024年4月7日19時で閉店、オープンから28年間の営業を終了した。同店の新設代替店舗として「マクドナルド36号札幌月寒店」(同市同区月寒東1条15丁目9-1)が、同年4月末にオープンする。(写真は、2024年4月7日に閉店した「マクドナルド イトーヨーカドー福住店」)
「イトーヨーカドー福住店」は、札幌市営地下鉄東豊線の起点になる福住駅と福住バスターミナルと直結しており、地下鉄が延伸開業した1994年10月から1年遅れの1995年11月にオープン。「マクドナルド」も同時期にオープン、地下1階食品売り場に併設されたフードコートの一番奥のコーナーで展開してきた。
イトーヨーカ堂(本社・東京都千代田区)は、北海道6店舗の閉店、撤退を決めており、「イトーヨーカドー福住店」は、現時点で後継テナントは決まっていないが、2024年9月頃の閉店が決まっている。同店内にあった「マクドナルド」は、それよりも5ヵ月早く、28年間の営業に終止符を打った。
新設の代替路面店となる「36号札幌月寒店」は、札幌ドームに近い国道36号沿いで、昨年9月末から建設が始まっていた。コインパーキング「システムキューブ札幌」があった場所で、広さは約450坪。土地所有者は札幌緑地都市(札幌市豊平区)、店舗の建築主は、中道リース(本社・札幌市中央区)、設計、監理はアイプランニング一級建築士事務所(同市厚別区)、施工は玉川組(本社・恵庭市)が担当した。
新店舗の運営は、「イトーヨーカドー福住店」と同じハーベスト(本社・札幌市中央区)。同社は、札幌市内で17店舗の「マクドナルド」を展開している。新店舗は、ドライブスルーやモバイルオーダー、マックカフェなどを備えた最新店舗になる。