ゲオホールディングス(本社・名古屋市中区)のグループ会社、ゲオストア(同・同)が直営・FC(フランチャイズ)で展開する「ゲオ」の「岩内店」(岩内郡岩内町字栄172)と「札幌南平岸店」(札幌市豊平区平岸3条13丁目1-33、ライオンズマンション平岸通り1階)が閉店する。(写真は、2024年3月31日に閉店する「ゲオ札幌南平岸店」)
「ゲオ」は、ゲーム機器・ゲームソフト、AV家電、スマホ・タブレット・PCのリユース販売や新品販売、DVD、ブルーレイ、CD、コミックのレンタルや新品販売を行っている。同業種の「TSUTAYA」の閉店が北海道では進んでいるが、「ゲオ」の閉店は比較的少なかった。「ゲオ」は食品や生活用品、ペット用品なども取り扱うバラエティーストアへの転換も進めており、「TSUTAYA」とは対照的な展開を進めている。
そうした中でも、狭小店舗の閉店は進めており、2023年は6月に「札幌月寒店」(札幌市豊平区)、12月に「札幌北33条店」(同市北区、テナント入居しているビルの建て替えに伴う閉店)を閉店している。2024年に入り、2月25日(日)に「岩内店」、3月31日(日)に「札幌南平岸店」も閉店することになった。「岩内店」の閉店によって、後志管内の「ゲオ」は「小樽店」(小樽市)の1店舗になり。道内の店舗数は71店舗になる。
道内の「ゲオ」バラエティーストアは、札幌市内では「狸小路2丁目店」(中央区)や「北49条店」(東区)、「札幌環状通東店」(同)などがあり、「小樽店」や「富良野店」(富良野市)、「釧路鳥取店」(釧路市)なども展開している。