わかさいも本舗(本社・虻田郡洞爺湖町)など、わかさグループのダブリュ・コーポレーション(同・札幌市豊平区)は、昨年11月に閉店した回転寿司「和楽山鼻店」(同市中央区南19条西11丁目1-18)跡に回転寿司「北々亭山鼻店」を、2024年3月1日(金)にオープンさせる。「北々亭」は、札幌に初出店となる。(写真は、「北々亭山鼻店」の出店場所=2023年1月22日午後撮影)
「和楽山鼻店」は、道内の社員寮や宿舎の給食業務を行っている、サンショク産業(本社・札幌市西区)が展開していた回転寿司店舗。環状線沿いにあるこの店舗は、1998年頃に旧「海天丸山鼻店」としてオープンしたが、旧海天丸は会社乗っ取り事件に巻き込まれて閉店。その後、「寿司職人回転寿司さすけ」が入ったが、2012年8月に「和楽」が入り、営業を続けてきた。しかし、「和楽」は慢性的な人手不足で「山鼻店」の事業継続が困難になったため、2023年11月26日で営業を終了した。
新たに入る「北々亭」は、ダブリュ・コーポレーションが展開しており、現在は、「旭川店」(旭川市)と「千歳店」(千歳市)の2店舗。同社は、旧「海天丸」の営業権を取得しており、「海天丸」も3店舗営業している。また、わかさいも本舗も回転寿司「ちょいす」を8店舗営業している。わかさグループの回転寿司3ブランドの中で、「北々亭」は、寿司をはじめ多種多様なメニューを提供しており、札幌市内には初の出店となる。