札幌証券取引所は2024年1月4日、売買立会業務開始に先立って、8時45分から札証2階大会議室で大発会を行った。晴れ着姿の証券関係者やアインホールディングスの大谷喜一社長、キャリアバンク佐藤良雄社長、インサイトの浅井一代表取締役など上場会社トップなど約60人に加え、北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手(24)がゲスト参加した。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。
(写真は、札証の鐘を鳴らした清宮幸太郎選手)
札証の小池善明理事長は、年初に起きた能登半島地震や羽田航空機事故に触れ、お見舞いの言葉を述べたうえで、「北海道は再生エネルギーのポテンシャルが高く、エネルギーの基地になっていく可能性があるほか、ラピダスによる最先端半導体の量産が2年後に始まり、世界の半導体拠点になっていくだろう。希望の持てる北海道がこれから始まる」と挨拶。
また、2024年1月からスタートした新NISAについて、「株主に目を向けた上場企業になっていただくことや、株式に興味を持っていただける個人投資家を育成することに取り組んでいきたい」と話した。
続いて清宮選手が登壇、「昨年はエスコンフィールドが開業し、札証に上場されているスポンサーの支援などによって気持ちよくプレーさせていただいた。しかし、満足できないシーズンとなり、悔しい思いをたくさんした。今年は、勝って勝って勝ちまくって、シーズンが終わった頃には、日本一特需をもたらしたい」と決意を述べた。清宮選手は、取引開始と活発な売買を期待して札証の鐘を3回、ゆっくりと鳴らした。
最後に、日本証券業協会北海道地区協会の伊藤博公地区会長(北洋証券社長)が音頭を取り、参加者全員で三本締めを行い、良き年となることを祈った。
(写真は、参加者全員で行った三本締め)