サッポロドラッグストアーが店舗面積250坪の「麻生北35条店」を新規オープン、富山睦浩社長「まだまだ出店する」と強気

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 サッポロドラッグストアー(本社・札幌市)は、26日午前10時に「麻生北35条店」(札幌市北区北35条西4丁目)を新規オープンした。同社は今年、札幌市内に新規4店舗の出店を予定しており、麻生北35条店は今年最初の出店となる。富山睦浩社長は、「好立地の物件があれば札幌市内での出店を継続していく」と語った。(写真は、新規オープンしたサッポロドラッグストアー麻生北35条店=左。店内は食品関連のフロア構成比が3割程度を占めている=右)
 
 麻生北35条店の店舗面積は約250坪。もとは公衆浴場や家族風呂のシティバス鹿の湯が立地していた場所。12年10月に閉店した鹿の湯跡に土地オーナーが建物を建設しサツドラが店舗を賃借した。
 
 新店舗はサツドラの「スーパードラッグ」と呼ばれるフォーマットを採用。医薬品や化粧品、日用雑貨、食品を揃えている。フロア面積の約3分の1は食品関連が占めており、食品スーパーの顧客を呼びこみ来店頻度を高める戦略。店頭商品のSKU(在庫管理単位)は約1万6000。「足下のお客様の利便性を高めたい」(サツドラ関係者)という。
 
 オープンに合わせて同店を訪れた富山社長は、「札幌市内に良い立地を確保してまだまだ出店を継続していく」と強気に語っていた。
 
 同社の今後の札幌市内新規店舗は6月「山鼻店」(中央区南14条西15丁目)、10月「西宮の沢店」(西区西宮の沢4条2丁目)、11月「清田店」(清田区2条2丁目)が予定されている。いずれも店舗面積が350坪(1200㎡)程度で、今日オープンした麻生北35条店よりも100坪ほど広くなる。

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