ニトリHDが札幌・菊水3条5丁目のブリヂストン所有地5000坪取得、建物解体に着手

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 ニトリホールディングス(HD、札幌本社・札幌市北区、東京本社・東京都北区)は、札幌市白石区菊水3条5丁目のブリヂストン系子会社の社屋や倉庫の敷地約5000坪を取得、解体工事に入った。(写真は、ニトリHDが取得したブリヂストン白石倉庫・社屋)

 白石区菊水3条5丁目の東北通交差点沿いにある4992坪(1万6475㎡)の敷地には、ブリヂストン(本社・東京都中央区)子会社のブリヂストンタイヤソリューションジャパン北海道エリアの社屋、ブリヂストン化工品ジャパン北海道支店などの社屋、倉庫群などが集積していた。これら子会社や倉庫は2023年6月頃に全面的に移転、ブリヂストンは建物を含めた土地の入札を実施、ニトリHDが落札した。土地所有権は、2023年9月末にブリヂストンからニトリHDに移っている。

 建物の解体工事は、同年10月16日から始まっている。現在は、敷地の周りにフェンスが張り巡らされた状態。解体工事の注文者はニトリHD、解体業者は本間解体工業(本社・札幌市西区)。解体工事は、2024年4月30日までとなっている。

 解体現場の北側には、「スーパーアークス菊水店」や「ツルハドラッグ菊水3条店」などが商業集積している。また、近隣には、ニトリHD子会社のニトリが展開する「ニトリ美園店」(豊平区美園3条3丁目2-10)、「デコホームラソラ札幌店」(白石区東札幌3条1丁目1-1、ラソラ札幌Aタウン1階)がある。ニトリHDは、「現時点でお答えできる内容はございません」(広報)としている。

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