ダイイチが3月度売上高速報を公表、全社で102・6%、既存店は102・8%。上期売上高は前年より全社で102・2%

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 ダイイチ(本社・札幌市)の3月度売上高速報が2日公表された。全社計は対前年同月比で102・6%、既存店は102・8%と堅調に推移した。同社の上期(2012年10月~13年3月)売上高は全社計で同102・2%、既存店は100・0%と前年上期ベースをやや上回った。
 
 3月度の対前年同月比の部門別売上高は次の通り。
 青果96・7%
 水産100・0%
 畜産106・9%
 惣菜101・9%
 デイリー102・1%
 一般食品105・9%
 日用雑貨105・3%
 その他99・4%
 
 また、上期の対前年同期間比の売上高は次の通り。
 青果100・4%
 水産100・3%
 畜産104・5%
 惣菜101・9%
 デイリー101・5%
 一般食品103・6%
 日用雑貨101・4%
 その他100・2%
 
 上期で前年同月を下回ったのは2月の全社98・2%、既存店98・3%の1ヵ月のみ。ただ、昨年は閏年で1日多かったため実質的には前年同月比で100%を超えているものとみられる。
 
 なお3月度の客数は、対前年同月比98・6%と落ち込んだが、客単価は逆に104・1%。客数の減少を客単価アップで補ってさらにプラスを出している売上げ構造が顕著に表れている。

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